脊髄刺激療法とMRI

MRIの必要性

脊髄刺激療法の適応となる慢性の痛みを抱えている患者さまの約70%は、機器の平均寿命である5年間のうち、少なくとも1回のMRI検査を必要とすると推測されています1

70%

MRIによるリスク

これまで、神経刺激システムを植込んでいる患者さまは、全身MRI検査を行うことができませんでした。MRIが発する強力な磁場によって、体内に植込まれた機器が影響を受け、発熱による火傷や、機器の破損を引き起こすおそれがあったためです2,3

MRIによる発熱(イメージ図)
MRIによる発熱(イメージ図)

条件付きMRI対応神経刺激システム

メドトロニックは、厳密な安全性テストを経て、条件付きMRI対応神経刺激システム「SureScan」を開発しました。
SureScanテクノロジーによって、MRIの強力な磁場による影響が軽減され、全身MRI検査が可能となっています。
日本では、2014年1月よりこの神経刺激システムがご利用いただけるようになりました。

SureScan®テクノロジーには、次のような特徴があります4

  • リード全体に、磁場の影響を抑えるシールドが配置されています。
  • 神経刺激システムに使用する磁性体の量を最小限にしています。
  • MRI検査時に、患者さまのMRI適合性を容易に確認できる新しいソフトウェアを搭載しています。

SureScan®テクノロジーを搭載した 日本初の全身MRI検査が可能な神経刺激装置
SureScanテクノロジーを搭載した
日本初の全身MRI検査が可能な神経刺激装置


MRI検査を受けるための条件

 


出 典

  1. Data compiled from Truven Health Analysis, Inc., MarketScan® Commercial Claims and Encounters Database, 2009 and 2010; based on MR scan rates for patients with SCS indications of CRPS and chronic back and leg pain, including FBSS.
  2. De Andres J, Valía JC, Cerda-Olmedo G, Quiroz C, Villanueva V, Martinez-Sanjuan V, de Leon-Casasola O. Magnetic resonance imaging in patients with spinal neurostimulation systems. Anesthesiology. 2007 Apr;106(4):779-86.
  3. Shellock, FG (2009) MRI Safety and Neuromodulation Systems. In EP Krames, H Peckham, and AR Rezai (Eds.), Neuromodulation (pp. 243-282) London: Academic Press.
  4. Neuromodulation MRI Standard Letter, Spinal Cord Stimulation Systems, 2011.

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